Saturday, November 2, 2013

サンフランシスコのハッピーハロウィン

こんにちは。

今年もハロウィンの季節がやってきましたね。

現在アメリカでは民間行事として定着しているハロウィンですが、ここ最近日本でもお祝いされている様子をみなさんもよく目にするのではないでしょうか。

もともとハロウィンは、秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す目的でイギリス、アイルランド、そしてアングロ・サクソン系諸国に住む古代ケルト系の人々によってお祝いされていた行事だそうです。

さて、サンフランシスコ住民はこの日をどうやって過ごすんでしょうか。

サンフランシスコのハロウィンは、1940年代にキャストロ区域(Castro District)周辺でコスチュームコンテストをメインイベントとして大きく注目されるようになりました。
当初は、子供のためのイベントでしたが、1970年代後半から同性愛者のための毎年恒例の大きなイベントとして知られるようになりました。

もちろん現在もキャストロの町はハロウィンの夜になるとおもしろおかしなコスチュームを着た人々で賑わっています。運が良ければ、何も纏っていないかわった人達に出会えるかも!?
そういえば去年、ローマ法王の衣装を纏った男性に写真をお願いした結果、1ドルを請求されてまんまと騙されて渡した記憶が今でも頭から離れません 笑。

ハロウィンが平日の場合、ほとんどのホテルやクラブではその前の週末に様々なイベントが催される習慣で、今年は木曜日が31日だったため、町の若者達は次の日がお休みの土曜日にそれぞれハロウィンイベントに参加していたようです。

未だ子供達にとっての待ちに待った日は31日なので、その日の夜にはお気に入りの衣装を纏った子供達が、ご近所を回ってトリック・オア・トリートをしキャンディーを集める姿で町中溢れかえっています。



うちの近所の子供達


家の窓をスクリーンにし映画を上映するご近所さん宅

今回私たちが参加したハロウィンイベントは、サンフランシスコの歴史に残るフェアモントホテル(Fairmont Hotel)にて土曜日の夜に開催されました。
このホテルはオープン直前に1906年のサンフランシスコ大震災により激しいダメージを受けましたが、1907年から現在に至ってまでサンフランシスコを象徴する人気の高いホテルとなっています。



ホテル入り口付近の光景

イベント会場へと向かう人々

イベント会場には大きな部屋がそれぞれ3つ用意され、潟湖に浮かぶステージにライブバンドが用意されたラテン音楽の部屋、少し変わった中東系・ペルシア系音楽の部屋、そして現代っ子には欠かせないユーロ・ハウスミュージックの部屋に分かれていて、どれもとても魅力的でした。


海軍になりきったバンドのみなさん@ラテン部屋

ユーロ部屋で踊りまくる人々

トンガルーム(Tonga Room)はサンフランシスコの歴史的建造物(ランドマーク)のひとつとして登録されていますが、その部屋にある以前はスイミングプールだった潟湖に、今回お酒に酔った若者がふざけて飛び込んでしまったため、その後は立ち入り禁止になってしまったのはいかにもサンフランシスコのハロウィンパーティーらしい締めくくりでした。


もちらん私たちは最初にちゃっかりとラテン部屋へ行き、ライブバンドが放つ音楽に乗って踊りまくったので後悔なしです 笑。

みなさんも是非来年はクレイジーなサンフランシスコのハロウィンパーティーに参加してみてはいかがでしょうか!?


フェアモントホテルのハロウィンイベントに興味のある方はこちらからどうぞ↓
http://www.aykutevents.com/halloween